実在した隻眼の戦場ジャーナリスト、メリー・コルヴィンが殉職するまでの半生。
片手にタバコ、片手に筆。"私が見るからあなたは見なくていい"。でも完全にPTSDなのにもはや "この目で見ずにはいられな" くなっている性。人間だ、、、すごくかっこよかった。
そして一見タフでクールな女性に見える一方で、戦場というより戦場で生きる弱者1人1人に顔と声を与える、温かくないと絶対に書けない文章を書く。続けてみたドキュメンタリーに出てきた "揺るぎない人道の心" という言葉がぴったりな女性だった。
ロザムンド・パイク、ゴーンガールと声も喋り方も全く違う... と思ったらエンドロールでその再現度の高さに驚いた。
張り詰めた空気の中、しつこい海賊いじりやジムの会員証💳みたいな思わず笑ってしまう瞬間もあって、メリーが愛されていたのがよくわかる。
