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プライベート・ウォーのyukarainenのレビュー・感想・評価

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)
4.0
メリーコルヴィンは亡くなってしまったけれど、私たちはこの映画を観て自分の頭で考えて、今起こっている現実にせめて想いを馳せる事ぐらいはできるかな、、、と。
この戦場に出向く仕事は究極の自己犠牲なのではないかと。

本当に戦場の描写が、エグくてグロくて。

あとは、一年くらい拉致られて、無事戻ってきたら旅券取り上げられたフリージャーナリストの人居ましたよね、、、その人を、何だか思い出してしまいました。
自己責任とか叩かれましたよね、、、、。
(この人の話を出すべきではないのかもしれませんが、、、)

当たり前だけど、誰がが伝えるから、命がけで現地に向かうから、ショッキングな映像や、悲惨な現実を私たちはキャッチすることが出来るし、救いのない絶望的な戦争の現実を知ることが出来るのだと改めて思う。

戦争はなくなってないし、傍観者であることを突きつけられてすごく苦しくなる映画。
しかし、私たちのいる世界がずっと平和ではないかもしれないし、いろいろ考えては、辛くなる映画だった。