このレビューはネタバレを含みます
今年116本目。シャーリーズ・セロンとかジェシカ・チャスティンがやりそうな役をパイクが熱演。「眼帯とか海賊かよ!」とか言ってたのに、ちゃっかり様になっててカッコいい。PTSDに悩むあたりのシークエンスと最後のシリアでの展開がとても熱い。冷房の効いた映画館でこの映画を見ててとても申し訳ない気持ちになった。金属が如何に人間の身体を簡単に肉の塊に変えてしまうかを身にしみて分かっている人なだけに肉体に流れる血を噛み締めるかのように自分の裸を慈しむあたりは神々しくすら見えた