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パリ、嘘つきな恋のperimckのレビュー・感想・評価

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)
4.0
主人公のジョスランは、いい年なのに女性には軽薄で最初は何とも感じ悪い印象だったが、フローレンスに出会い、徐々に惹かれ、いつしか本気で好きになってしまう様子、嘘ついてた事を言って謝りたいけど全然言い出せない様子に、ついつい彼を応援してしまった。
恋すると嫌われたくないし、傷つきたくないし傷つけたくないし、会えなくなるのも嫌だし、それは大人になっても一緒ですね。

フローレンスは本当に魅力的な女性で、彼女の聡明さが大人の恋の楽しさを彩っているし、ジョスランのあの絶妙な音痴具合が彼の憎めなさを演出していて、さすがフランス映画だけあってオシャレです。

後半に出てきたジョスランのお父さん、なんか憎めなくて可愛らしかった。
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