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カンフーサイボーグのryothisのレビュー・感想・評価

カンフーサイボーグ(2009年製作の映画)
3.6
カンフー要素がヌンチャクだけじゃねーーかーーーー
と、(心の中で)駄々をこねていたら1時間20分あたりで、ウー・ジンのカンフーで最高のカタルシスが訪れました。
ウー・ジンかっこいいなぁー
この人の作品観て行こうかな。

一つ疑問が。
この映画を100%楽しむためには、どの分野にどれだけの知識がいるのかということ。

例えば、ウー・ジンの最初のバトルシーンとか、ウー・ジンがどうゆう俳優か知ってたら心の中で突っ込むこと必至。トランスフォームしてからのCGバトルだからね 笑
まだまだあるよ。
フー・ジュンとエリックツァンがK1(だっけ?)の顔について話してるとこで、アンディー・ラウの名前を出すところとか「インファナル・アフェア」を意識してるんじゃないの?
あと、フー・ジュンとエリック・ツァンの歌い合うシーン。
あれも背景があるんじゃないのかなぁ。
あの2人は現実の中国と台湾で、それぞれ劇中で歌う歌を出してるとか。
考えすぎ?
あと、ウージンの分身?みたいなので出てくるやつの中に、炭酸飲料持ちながら「ズタズタにしてやる!」っていうやつがいるけど、あれもあーゆうCMがあるとしか思えない。
あと、キョンシーを倒した後、中で「金返せ!」って書いてる横に写真を置いてナイフで刺すシーン。あれも政治的なブラックジョークにしか見えなかった。
劇中であれにつながる伏線あったっけ?
あとは女の刺客とかキョンシーとか、多分この辺も何か知ってる人はニヤっとできることをしてそう。

みたいに、小ネタがいちいち何かのパロディーなんでないかと妄想してたら、この映画を100%楽しむためにはどんだけの知識がいるんだ!と思ったわけです。
まぁ、こーゆう想像しながら観てるのが、それはそれで楽しかったんだけど。
誰か劇中の小ネタが何のパロディーなのかわかる人がいたら教えてください。


なので、人にオススメすることは無いけど、個人的には結構好きだなぁ。

物理の法則??
そんなの関係無い。
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