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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのTAKEのレビュー・感想・評価

3.4
映画は全体的にポップでお洒落な感じが強いイメージで冒頭でアニメで始まったり突然ミュージカルになったりと見ていて飽きない演出が多かった感じがしました。また、今回は警察署でのびしょ濡れ格闘シーンやローラースケートでのカーチェイスなどアクションも見所満載で特にハーレイ・クインのバットを使った敵を倒していくシーンがメチャメチャかっこ良かったです。

また、映画のサントラも良くて劇中で流れる曲はジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの「I Hate Myself for Loving You」(1988)やバリー・ホワイトの「I’m Gonna Love You Just a Little More Baby」(1973)など名曲が多数使われており音楽だけでも楽しめる作品になっておりました。

個人的に少し残念だったのがハーレイ・クイン以上の魅力的なキャラクターが登場しなかったのが残念で、ユアン・マクレガーが演じる敵のブラックマスクも期待していたのですが、残忍&サイコ的なシーンが少なく余り印象に残らなかったのが残念でしたが、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインは、前作以上に悪可愛いがパワーアップしており凄く良かったです。

前作の『スーサイド・スクワッド』を見ていなくても全然楽しめる作品(できれば鑑賞した後の方が良いですが)で可愛い悪女が活躍する映画が好きな人にお勧めな映画です。

個人的には続編を作って欲しいと思った作品です。
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