雇い主によって命を狙われた引退間際の凄腕ヒットマンが、
襲い来る刺客を次から次に返り討ちにするエロ・グロ・バイオレンス・アクション映画。
『ヴァルハラ・ライジング』や『007 カジノ・ロワイヤル』でも演じた
「隻眼(or片目に異常のある)のクールガイ」
を、今作でもマッツ・ミケルセンが好演しています。
ガイ・リッチーやマシュー・ヴォーンふうのハチャメチャ暴力アクションを予感させる序盤から、
執拗で乱暴なセックスシーンと情け容赦ない残虐シーンに始まる重厚でダークな後半。
そのギャップがユニークな作品です。
拷問でズタボロになったダンカン(マッツ・ミケルセン)が、
無音の中でザコキャラをゆっくり一体一体屠り去るシーケンスは見もの。
「なぜだ!なぜ手負いの獣いっぴき倒せぬのだ!」
感が最高!
雑誌『レオン』の "眼帯が似合うナイスミドル" 特集が待たれる。