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ポーラー 狙われた暗殺者の南のレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
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雇い主によって命を狙われた引退間際の凄腕ヒットマンが、

襲い来る刺客を次から次に返り討ちにするエロ・グロ・バイオレンス・アクション映画。

『ヴァルハラ・ライジング』や『007 カジノ・ロワイヤル』でも演じた

「隻眼(or片目に異常のある)のクールガイ」

を、今作でもマッツ・ミケルセンが好演しています。

ガイ・リッチーやマシュー・ヴォーンふうのハチャメチャ暴力アクションを予感させる序盤から、

執拗で乱暴なセックスシーンと情け容赦ない残虐シーンに始まる重厚でダークな後半。

そのギャップがユニークな作品です。

拷問でズタボロになったダンカン(マッツ・ミケルセン)が、

無音の中でザコキャラをゆっくり一体一体屠り去るシーケンスは見もの。

「なぜだ!なぜ手負いの獣いっぴき倒せぬのだ!」

感が最高!

雑誌『レオン』の "眼帯が似合うナイスミドル" 特集が待たれる。
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