抹茶マラカス

ポーラー 狙われた暗殺者の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
3.3
ジョン・ウィックっぽいけどもっとグロくてエロい感じ、マッツ・ミケルセンの色気と渋さをマックスで。まあ犬射殺してるんで、ジョン・ウィックじゃねぇぞ宣言は高らかにしてますわな。
 その上で、なんか凄かったマシンとか、衣装毎回変わる若手チームとかよかったところはあるが、全体としてパッとしない。ボスがあまりに小物であることと狙われる動機が原因だろう。
 50歳で定年になる暗殺会社で、年金カットの為に殺す、という設定だが、だとしたらどんなにきつい仕事で高報酬を集めても老後の楽しみはなくなるのが若手だって理解できるはず。自分も50手前で消されるのに馬鹿みたいに楽しくダンカン殺しを頑張る意味が良く分からない。敵がバカだとどうしても主人公がカッコよく見えないものだ。