ヤスヤス

アド・アストラのヤスヤスのレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
3.8
グランドシネマサンシャインでIMAX初鑑賞。想像以上のスケール、映像も音も凄かった。特に冒頭の落下シーンや月面でのカーチェイスは、臨場感があり、素晴らしい。
だが、肝心の作品自体は微妙。勝手にハードルを上げていた部分もあるが、父親との再会後の展開が地味で退屈に感じたし、あまりにも非科学的なシーンに興醒めする部分もあった。
そんな中、ロイ少佐を演じるブラピの演技は、これまであまり見たことのないもので、印象に残った。「ワンハリ」では、若々しい肉体を披露していたが、本作では、宇宙服で封印。ヘルメットごしに見せる顔のアップには、年相応のしわが刻まれており、その表情に年齢を重ねた説得力が感じられる。
途中、ロイ少佐がデヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」に登場するトム少佐のイメージとかぶった。(PVでボウイが演じるトム少佐のビジュアルとは、全く違うが・・・)
他には「スペースカウボーイ」で同じチームだったトミー・リー・ジョーンズとドナルド・サザーランドの共演や「アルマゲドン」のリヴ・タイラーの登場が嬉しかった。
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