浮躁

アド・アストラの浮躁のレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
2.9
欠点は、何一つ盛り上がる事もないお話がチャキチャキと進むのでイマイチ情緒に欠けるとこか。所々挿入されるアクションシーンやアクシデントもメリハリ付けるというよりも最低限“映画”であるルックを保つための小道具程度だし、肝心の父親とはスンナリ30年ぶりに再会してしまうし。

予告編を今見返すと「そんな内容じゃないじゃん!」となるし、通りで本編は薄味で「アッサリしてんなあ」「ザツ!」てのが相次ぐのだけど、どっか別の作品で見たことのある風味の画面の構図や色合いで脚本のアラはカバーします!と良いとこもまあ有るのでもう一度観ようと思いますが、ただでさえ124分と短い上映時間をもっと早く感じそうです。

「グラビティ」>「インターステラー」> 「アド・アストラ」>「オデッセイ」>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>「ファースト・マン」

期待してなかった分、100倍良くて得した気分。繋がりはともかく、イメージしてたであろう過去のSF映画の○○風や△△風なモロな画面が連続する中盤が興奮しましたが、クライマックスの海王星周辺の描写が「特撮」でアゴがハズレそうになりました。🐒重厚感がゼログラビティです。

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