SF超大作!
宇宙についての壮大な物語!
かと思いきや…
ブラッドピットも制作に関わっており、彼の内面を知ったかのよう。
父に憧れ、父に対し疑問を抱きつつもだんだんと父と同じなようになっていくのが印象的。
遠くを見る、壮大なものを見ることが真理ではない。孤独を憎み、愛する人の近くにいたいと願う。父に憧れ目指していた先に待っていたものは孤独であり、ラストには父と全く違う方向へと進んでいく。
闇へと進んでいくような映像や、宇宙に飛び出していくことはより孤独を強調するし、仕事でしか生きていけないロイ自身、もしかしたらブラッドピット自身を映し出しているのかとも感じた。
2001年宇宙の旅の生命の誕生の偉大さ、恐ろしさとは逆に宇宙の壮大さの影に隠れる、孤独や恐ろしさをフィーチャーした展開だった。
シンプルに月でのカーチェイスとかは見応えがあった。