とりっぴー

アド・アストラのとりっぴーのネタバレレビュー・内容・結末

アド・アストラ(2019年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

【出だし】
宇宙ステーションで働く主人公は勤務中、世界規模で発生した原因不明の磁気嵐「サージ」に巻き込まれ、九死に一生を得る。

宇宙軍に呼ばれた彼は、機密を知らされることに。
サージの原因は海王星に。そこは、偉大な宇宙飛行士である父の船が消息を絶った星であった。

【ポジティブ】
宇宙船にたった独りっていう凄まじい孤独感が伝わってきて、苦しくなるくらいだった。映画館ならではの没入感があったかなー。

【ネガティブ】
所々、準備不足過ぎない?って違和感があった。
紛争地帯にバギーで行くとか、応答のない宇宙船に突撃するとか。主人公の冷静さ(サイコパスさ)を表現したくて無理にトラブル起こしてるように見えた。というのも、このお話、主人公の心の成長が主軸っぽいんだよね。最後も、序盤との対比で彼の変化を示してきれいに締めてるように見えるし。ただ、本筋のリア計画、結局こけたままやん!っていう。宇宙映画はやっぱ宇宙への希望が残るような結末にしてほしかったなあー。
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