これ…SFじゃないです。
これ、親の介護の話です…。
2001年介護の旅です…。
辛い…。
思いよぎるのは親父への愛憎と少ない思い出。家族なら何をしてもいいのか、何をされても許さなくてはいけないのか、そもそも俺は親父にどうしたいのか、どうして欲しいのか。どんな思いがあろうと俺も結局親父なのか?俺はここまで正しかったのか?
そういった事を葛藤し続けて、不定の狂気に片足を突っ込むブラピは良いものだなぁ。
1人だけの宇宙船で一ヶ所だけ明かりをつけてその下で首を意味なく振り続けるブラピの姿は脳裏に焼き付くことでしょう。
介護の旅の果てで見つけ出した主人公の変化は、オチとしては綺麗すぎる節はあるけれど、親父にとっても主人公にとっても救いであるし成果としては素晴らしいものである事は間違いないのだから良いと思いますよ。