このレビューはネタバレを含みます
人生論系SF。
最初に視線の通わない妻が登場することで、それ系なのかな…と察しました。
美しい宇宙で孤独をひたすら見つめるブラピ。
宇宙でこの話やるなって
思われがちだけど
きっともう
地球じゃなんでも繋がりすぎて
真の孤独を表現するには
宇宙の彼方に行くしかないんじゃないか…。
しかもこの話では
月はらくらく旅行して
火星くらいまでは普通に人がいる設定…
おそるべし…
父親を探し、理解し、自分の手で手放す事で
自我を手に入れて1人前になる話。
それ以前の彼は
なんで働いてるんだ
こんな所でなんのために?
と、人生になんの意味も見いだせていない。
これは映像でも、胎児を思わせる寝方や水分の取り方などにまだ未熟である事を表してる。
「父は何もかも捨てて、虚無な宇宙にありもしない何かを探し続けた。」
こんな感じのセリフがあって、働きすぎかスマホ見すぎの現代人の事かと思った。
頑張ってもないものはない。
大事なのは
遠くの何かを探し続けるより
近くの妻や友人を愛すること