重度の辛気くささにおののきつつも、動きの制限された無重力アクション、ブラピの醒めた憂鬱、美しかった。
鍛錬された職能、父への追慕。なにもそこに元嫁との復縁まで盛り込まんでも……(プロデューサーとしての判断なのか、ブラピの私的意図なのかよくわからない)
タナトスに憑かれたマシューマコノヒーじゃないから、ブラピはキラキラした瞳でぶじ帰ってきちゃうのだった。 よかったね
トミーリージョーンズとドナルドサザーランドの凶々しさの残痕は妙に奥行があって、好かった。狂ったぱぱの引きこもり部屋にニコラス・ブラザーズのミュージカル映画がながれていて涙。