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アナベル 死霊博物館のKEIYAのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
3.7
“死霊館ユニバース”のアナベル シリーズ第三弾。本家『死霊館』と『アナベル』の融合作品。死霊館のウォーレン夫妻が留守の間に死霊館に保管されていたアナベルのケースが開いてしまい、アナベルの力によって死霊館の悪霊が家中に飛び出し、悪夢と化した自宅で夫妻の娘とベビーシッター、その友人がアナベルと対峙するストーリー。

前半は嫌な予感が漂うものの、ノロノロペースで、このシリーズのテイストには合わない茶目っ気のあるボーイフレンド候補も登場し、どうなるかと思ったが、後半が想像以上に怖かった。大きい音や急に出てきて脅かす『ラヨローナ』とは違い、悪霊や恐怖の演出にアイディアがあり、新鮮味があった。
また、これまでのアナベルシリーズ作品とは異なり、アナベルのストーリーは語られないが、死霊館に封印されている他の個性的な悪霊等も登場するのでボリューム感を感じた。
アナベルシリーズの中では、やはり2作目が好きだが、この作品もユニバースの中では上位。
来年の『死霊館3』が待ちきれない。
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