このレビューはネタバレを含みます
雰囲気や演出は個人的には好きでした。
個人的な好みも加算しての点数です。
個々のストーリーは売れない演歌歌手ヒロシのいやらしさや案外と我慢強い（といっていいのかわかりませんが）ところやテツオ登場シーンでの不気味さアクションのわかりやすさなどは面白かったです。
突っ込みどころは満載です。
警察、救急車、警備、機能していません。
ちょっと現代日本と秩序が違うのかな…？
そういうものが基本的に介入しない悪夢のような狭い閉じられた世界…
というようにも取れます。
精一杯好意的に取れば。
色んな人には勧められませんし、俳優さんのファン向けかと言われれば
そうでもないと思います。
とても暗いし、暴力的ですね。
また、スタッフロール後のシーンは続編への繋ぎとしても
「え？いる？急に何？」と違和を感じましたし、
身内向けっぽさを感じてしまいました。
何だかんだでもう少し一般に開かれた作品を期待していましたので、そのあたりちょっと残念でした。
