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麻雀放浪記2020のmitoのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
2.7
白石和彌監督最新作はまさかの麻雀放浪記。
作風的に若い層も狙っている感はあるが、そこ層が阿佐田哲也をどれくらい知ってるのか(笑)

麻雀放浪記とは言いつつ、井口昇監督や園子温監督のようなカオス感の強い内容になっている。
基本、坊や哲や過去の登場人物(ドサ健など)こそ居るが別物として見るのがよろしいかと。

話題になっているピエール瀧もそうだが、個人的にはあのポジションで舛添要一を登場させたことの方がブラックに感じた。
あとベッキー(笑)ある意味ドンピシャな人選。
それとヒロイン枠にまさかのチャラン・ポ・ランタン、モモちゃんという謎。あのキャラを女優でもない彼女がよく演じたな、と思う。

まあ、白石監督は今後、孤狼の血みたいな硬派路線とサニーや本作みたいな軟派路線、を交互にやってく感じなのかな?
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