フンボルトペンギン12号

復讐のトリックのフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

復讐のトリック(2017年製作の映画)
3.0
うーん微妙。
恋人を殺された男が犯人に復讐しようとする話なのだが、この映画、話のメインになる「事件」に至るまでとその事件の公判を交互に切り替える構成。時系列を行ったり来たりする構成はテンポが削がれるためあまり好きではない。しかも公判パートもメインのパートも淡々としていてなおのことテンポが悪い。

敵役の男が主人公を知的な男として勘違いしたようだが、第三者視点で見ている私としては主人公の行動が行き当たりばったりでお互い滑稽にすら見えた。そんなドヤ顔されても(ー_ー;)
主人公の恋人の裏設定も余計だなと感じた。

弁護士と検察が途中で印象が逆転する演出は唯一の良い点かな
上手いようでイントネーションに違和感を感じる日本語は笑えた