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足跡はかき消してのhebのネタバレレビュー・内容・結末

足跡はかき消して(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

父と娘、互いに深い愛情と理解がありつつ、それでもどうしようもなく開いていく距離。

一般社会から逃げる様に暮らす彼等に対して、行政レベルで、あるいは民間のコミュニティで、それぞれのケアの形が見られます。
恐らく父親が退役軍人である事もあってか、どことなく保守的な層の人達が多く出てくるのも興味深い部分でした。

通して静かで地味な作品ですが、娘の心情の揺れ動きを微妙な表情や仕草で表現してみせたトーマシン・マッケンジーが素晴らしかったです。
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