まの

アマンダと僕のまののレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.7
仲良しの姉が無差別殺人の犠牲者となり、遺された姪との生活を余儀なくされた弟の話。

突然の出来事を深く悲しむ余裕も無く、24歳の男性が姪っ子と暮らすのは本当に大変。
どんなに気丈に振る舞っていても7歳の子は7歳。
二人の関係が時と共に、色んな経験を経るごとに近づいていく感じが良かったです。
楽しかったり、重い空気だったり、希望に向かったりする気持ちが自転車に乗るシーンの度に感じられて、この作品の一部を作っている様に感じました。

世界中でテロの被害にあって亡くなった方達にも家族がいて、こういう状況になった人も沢山いるんだろうなぁと改めて気づかされた作品でした。
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