もっとカジュアルな映画と思って見始めたら、思いのほか重いテーマだった。
似たような境遇が身近にあるので結構入り込んで観てしまった。
大事な人との突然の別れは
生涯に渡って身も心も消耗させる。
2時間の映画の中にそれらの心情を収めきれる訳も無いであろうが、ただ苦しい思いを見せるだけで無く監督は希望を描きたかった。
残されたものの人生は続いて行く。
この家族(と言っていいのかな?)
の未来に幸あれ、と真剣に願ってしまった。
もともとフランス映画は好きだけれど
思いがけず繊細で心に染みる良い作品に出会えました。
ぽっちゃり系アマンダを自転車の後ろに乗せた二人乗りのシーンが切なくて涙。