たく

アマンダと僕のたくのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.7
よく知らずに何となく観た。
冒頭の木々のざわめきから仲の良い姉弟とアマンダの幸せそうな描写が延々続くのがちょっと退屈かなーって思ったところからの、衝撃の展開に絶句。

いつ誰に起こるか分からない喪失をどう乗り越えるかって話で、登場人物が感情を剥き出しにすることなく淡々と進むのがかえってリアル。

最初の方で姉がアマンダにプレスリーの逸話を話し聞かせるくだりに惹きつけられて、ここが重要シーンになってるんだよね。

ダヴィッドとアマンダが事件直後ギクシャクしてたのに、いつのまに愛情芽生えてるっていう繋がりがあんまり自然じゃなくて、ちょっと唐突に感じたかな。
ラストでBGMが情緒的に盛り上がって来て、アマンダのアップのシーンになるところは一気に感情に来て泣けた。

レナ役のステイシー・マーティンは「グッバイ・ゴダール」の人か!
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