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アマンダと僕のATのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.4
フランス映画祭からずっと気になってた一作。

テロにより姉を失った青年と、母を失った少女。
まだ24歳の青年は、突然やってきた理不尽な悲しみと喪失感の中、姪っ子のアマンダの後見人になるかの選択を迫られる。
互いに苦しい中、寄り添い合いながら心を寄せあっていく様が静かに描かれていて、何度もじわりときた。

決して大きく何かが起こる訳ではないけれど、足掻きながら道を模索していく主人公と、健気なアマンダの姿がとても良かった。

暖かいお話でした。
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