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アマンダと僕のRIKAOのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
4.0
予想を超えて泣かされた~
ダヴィッド目線で追うアマンダとの数週間 アマンダちゃんが愛おしい程可愛い
ダヴィッドの葛藤や心根の優しさ 二人の全てが愛おしい

前半30分位はパリでの日々穏やかでのんびりとした日常 近所に住む姉そして姪っ子のアマンダ とのたわいもない毎日
訳ありの様な便利屋家業 同じアパートに越してきた女の子ともいいムード
しかし突然の悲劇で最愛の姉を失い
24歳のダヴィッドは途方にくれつつも
アマンダを支えたいと必死になる
しかしコレからどうしたらいい?
若く結婚もしていないのに…襲いかかるこれからの暮らし 不安そしてアマンダ…

過剰な演出もなく 淡々とリアルに物語は進む ダヴィッドが本当に優しくて でも
とても静かに強くて 泣きたくなる
生き別れの母親に対する考えも
姉を失った事で変わっていく…

登場人物が全ていい人達で
頼っていいんだ 人間はひとりでは生きていけない 支え合わないと…って思う

アマンダちゃんが時折ワガママを言ったり
ダヴィッドに甘えたり本当に愛おしくて
抱きしめたくなるわ!

辛くても再生できる 勇気を貰える
構図のひとつひとつがパリの乾いた空気と共にポストカードの様に美しかった!
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