冒頭に三浦大輔の「男の夢」に着想を得たって但し書きが出てきたけど、どうやら本人から書いてくれって要望があったらしく、このご時世そこのところ大丈夫か？って思ったけど面白かった。まあ、完全に三浦大輔の世界観やったけど、ポツドールは一切関わってないって公言してるからそうなんでしょう。色々大丈夫か？笑
男子も女子もマウンティング取り合ったり、見栄張ったり、パワハラしたり、嘘ついたりをひたすら滑稽に描いて、まさにこのカラオケオールが社会の縮図。次々にキャラクターの二面性が露わになっていくのが面白かったけど、若干芝居がねちっこくて観てて疲れた。笑 これくらいオーバーにした方が分かりやすくて良いんやろうけど、映像で観るには芝居の舞台感が強すぎるんかなー？
でも最後の大賀の台詞に切なくなったり、ほんわかしたりで、自分にもこういう日々があったなーって思ったりして、たしかにこれは青春映画やって妙に感傷的な気持ちになる終わり方は秀逸。カラオケオール独特のあの物悲しさが、まさか映画で体感できるとは思わへんかった。笑
