カメラワーク、基本は手持ちでブレもやや大きく、少し酔いそうになるが、固定のとこはきちっと決まっており、ああこのためにカメラ揺らしてたんだなと。カメラの動と静をうまく使い分けていた。また、長回しや遊び心のあるカットもあり、自主の楽しさが伝わってきた。
全体的に彩度が低く、でも白黒とは違うところが中途半端になっていなくて良かった。特に人の肌の色が血色悪く、演出だなぁと。
シーンの切り方とシーンの入り方がベタだけど工夫があって飽きなかった。
全体的な作りが、基本的な映画作りをちゃんと勉強しましたみたいな教科書的作りなので、教育を受けていない自分みたいな人にとってはとても参考になる。