裏社会が舞台の映画やゲームでよくある邪魔者を消して処理までしてくれる所謂｢掃除屋｣とか｢クリーナー｣とか言われる人達のお話
深夜の銭湯がそういった場所に様変わりするんだけど、なんで今までその設定思いつかなかったんだろうすごく合理的！
この設定からバイオレンスでグロテスクかと思いきや、コンプレックスやルサンチマンを抱えた主人公の成長譚になってるのが面白い
同じ日に入った金髪バイトくんに対抗心燃やしてみたり、きっと初めて他人から必要とされたんだろうな、自ら巻き込まれていく課程が切ないながらもめちゃくちゃ共感してしまった
インディーらしく脚本に粗も目立つけど、それを笑いに変える魅力もあっていい映画でした
雑居ビルでのガンアクションやパイセン従業員のナイフ裁きがヤケに格好いいと調べたら金髪バイト君こと松本君役の俳優さんがアクションをディレクションしてるらしくて感動
