ベトナム戦争下、命を懸けて多くの仲間を救ったウィリアム・Ｈ・ピッツェンバーガー。30年却下され続けた彼の名誉勲章を巡り、助けられた人々が空軍省の若き官僚とともに厚い壁に立ち向かう実話ベースの物語。
今尚感じずにはいられない英雄への感謝と敬意の裏にある後悔・羞恥・罪悪感。元兵士たちが過去を語るシーンは涙が止めどなく流れた。
過去のことで終わらせてはいけない。そんな想いが端々に散りばめられた良作。
元兵士を名優ウィリアン・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソンが演じ、クリストファー・プラマーとピーター・フォンダが出演してるのも感慨深かった。セバスチャン・スタンが彼らの力になりつつ官僚として人として成長する姿もいい！
2021年劇場鑑賞14本目
