映画スターの推し活くらいしか能のない青年が、
ムリダンガム奏者の巨匠と出会いをきっかけに、
伝統楽器と古典音楽に魅力される音楽映画。
インド映画の軽妙さはわりと薄口で、
ストレートに青春・音楽ものだった。
身分の差や、兄弟子との衝突、
古典音楽の伝統と現代化の問題など、
様々な壁を乗り越えたラストは圧巻の爽快さ。
冒頭の踊りがもうヴィジャイっぽい
あれ絶対オマージュしてるよなー
配給主の稲垣紀子さんのゲストトーク付
個人で自主配給権を獲得して、自分で字幕までつけて、
一般劇場公開にまでした本人はどんなすごい人かと思ったら、
ただただインド映画で推し活してる人だったのが意外で笑った
本編・配給主も含めて究極の推し活映画だった。