このレビューはネタバレを含みます
どこの国の映画か知らないまま視聴開始。イスラエルの映画だったのか。
母親の死により、36年ぶりに父親と暮らすことになった発達障害を持つガディ。自分なりの強いこだわりを持つガディは父親との生活に馴染めるはずもなく、父親のルーベンもガディとどう接したらいいのかわからない。
全然うまくいかない!って感じなんだけど、時々楽しそうに笑い合う二人の姿が愛しいというか。施設から帰ってきた時のガディの幸せそうな顔とか、ルーベンを父親であり友達と思っているところとか。
慣れないながらもガディの面倒を見るルーベンの体は病でボロボロで。酒と煙草やめんかい!と思ったけど。ここからの移植するかしないかの件、お互いを思っているからこそのすれ違い…。でも承諾を勝ち取ったガディはすごい。親孝行な息子だよね。なのでそこは報われてほしかったんだけど…。
タイトル通り、靴ひもがキーワードになってた。3回目の靴ひも、希望が見える終わり方だったし、エンディングの曲もよかった。