たく

プロメアのたくのレビュー・感想・評価

プロメア(2019年製作の映画)
3.8
4DX初体験。
場面に合わせてシートがグラグラ揺れるのはなかなか臨場感あったけど、後頭部に風がかかったり煙が出たりするのは子供騙しに感じた。あと背中をボコボコ殴るのはやめて欲しい(笑)

本編についてはさすが「グレンラガン」の監督さんだけあって、抽象化された画にぶっ飛んだテンションで突き抜けるのが清々しい。登場人物紹介や必殺技シーンで出る大仰な文字がケレン味を演出してたね。

バーニッシュが現代のストレス社会の象徴になってて、ガロとリオが互いに対立する信念をぶつけ合いながらやがて地球の危機に立ち向かっていくという壮大な展開につながる。バーニッシュのカリスマたるリオが見た目も含めて「地球へ‥」のジョミー・マーキスシンみたいだったね。
プロメアの真相が分かるあたりがちょっと説明的で白けたんだけど、それを吹っ飛ばすほどの終盤の怒涛の展開に腹を括った感があって、なかなか良かった。
プロの声優でない役者が声を当ててたけど、演技が自然で流石だった。
たく

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