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残された者-北の極地-のmochizのネタバレレビュー・内容・結末

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭2分のsosを彫るシーンで、土がのぞく夏であること、時間をかけた大きさでありメンテナンスがルーティン化してしばらく経っていることがわかる、考えられたオープニングが秀逸。
その後も白夜や、北極熊、マスの冷凍処理、ヘリの国旗など状況説明が上手いと思った。
「オール・イズ・ロスト」の極地版のような無茶をしない知識人のサバイバルで、まぁ助かるんだろうとは思ったが、最後はやっぱりハラハラしたなぁ。
(最後に決死の覚悟で服を燃やすのも、オール・イズ・ロストと同じだ)

彼が発する信号を確認に来たヘリの国旗は日本、シンガポール、中国、韓国。(南極の日本基地は敗戦の影響で欧米諸国の基地から離れた僻地にあるらしいが、北極はどうなんだろうか)
ヘリは突風にあおられ墜落する。生存者女性は「わたし…」と言っていたようの聞こえたが、身分証明書がマレー文字なのでシンガポール人だろうか。
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