運び屋のぱおのレビュー・感想・評価

「家族は大切」そんなことを私たちは簡単に口にするけど、本当にちゃんとできてる？
そういう当たり前に嘴って、でもできていないことをクリント・イーストウッドはいつも教えてくれる。
アールは確かに家族が見えていなかったし、最後には運び屋というものに手を出してしまう。綺麗なお姉さんたちも大好き。差別的な発言もする。それだけど何であんなに憎めないんだろうな。何であんなに愛されるのだろう。
どんなことをしていても、誰かを思いやる気持ちが彼の人生の根本にはあったからなのかな。