家族も仕事も失ったアールは麻薬の運び屋を始めることになるが...
とてもシンプルなストーリーですが、メッセージ性はかなり強い。
「お金で何でも買えたのに、時間だけは買うことはできなかった」
「家族が一番大事、仕事は二番目でいい」
この映画で伝えたいことはここでしょう。
家では何もできない自分だった、だから仕事で賞賛を得ることに価値を置いていたアール。
そんなアールに対して
「お金なんて必要ない」と話す奥さんの強い愛が感じられ、後半はもう涙ほろり。
年を取り、長年生きて死に近づいたアールと奥さんの一言一言に重みが感じられました。