のどか

運び屋ののどかのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
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実は私一番好きな監督が、イーストウッドなんです。人間関係をドライに描いてくれるところが好き。

高齢で麻薬組織の運び屋になったアールと、彼を追う警察の間に奇妙な繋がりが生まれるんだけど、それを「絆」と呼ぶような大層なものとして描かないところ。

一瞬すれ違ったぐらいのあっさり感で、でも人生に確実に影響を残しているような、わかりやすく人間関係を描く手抜きをせず、微妙なニュアンスを演じられるところ、演出できるところが、しっくりくるんです。
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