自らが監督しながら主演を演じるのはグラン・トリノ以来のイーストウッド。
脚本もグラン・トリノと同じ人らしく。
暴言の吐き方などどこか似てる要素があるものの、今回は全く違う筋立て。
しかしながら久々イーストウッド主演作品。
家庭崩壊してる元退役軍人の偏屈なジイさんを演じさせたら敵う人はいません😏
ネタバレするので詳しくは書きませんが、
一瞬サクセスストーリーのような心地よさや演じたアールの気さくで元気な人柄に見てるこちらは笑顔になる事も。
とはいえ、結果的に麻薬の運び屋であり。
ケジメはつけなければならない。
組織と家族との描写が交互に描かれる中で、何を大事にすればいいのか?というアールの葛藤。
イーストウッド本人の私生活の一部を模写した集大成なのかも。
そんな気分にさせてくれる秀逸な映画でした。