つい先日『清水港に来た男』を鑑賞して、そして今回鑑賞したのがこの作品
こちらは米屋の息子(養子)長五郎があの"清水次郎長"を名乗るまでの物語
まあまあ裕福な米問屋で、遊んでばかりのぼんぼんのように暮らしていた長五郎だけど
お上(幕府)の不条理な政策に苦しめられる人々を見て次第に黙っていられなくなる
まず米に関してのお上からの法規を破り、町の者たちに米を振る舞うところから
正義や仁義に目覚めていく✨
またそんな長五郎の元に同志が集まり、長五郎に親分になって欲しいという声があがる。。。
(たぶん💧)天保六年?か七年頃が舞台の映画で、今から約190年くらい前の世界を描いているはず。。。
だがしかし
まるで今現在の政府に重ねることもできる…国民の生活よりもまず私腹といったところ
現代というのは悲しいかな権力者の悪事が誤魔化しやすく、洗脳する機会も豊富でデマも容易くまかり通るわけで
天保の人々はもっとダイレクトに悪政の犠牲になっていただろうな…と想像しました
萬屋錦之介さんがやはりイキイキしていて
大スターっぷりを発揮されてました