いつのまに大人になったんだろう。
毎度のごとく「ドラえもーん！」と泣きつくのび太、「しょうがないなぁ」と包み込むドラえもん。小さい頃は当たり前に見てたふたりの日常がいつのまにか凄く眩しい。
すぐに流れるオープニングもただひたすら真っ直ぐで、のびのびとしてて。それをそう感じる自分に「あぁ、私いつのまに大人になっちゃったんだろう」と、つい泣いてしまった。
いざという時ののび太たち。それからスネ夫。今回私はスネ夫の気持ちが痛いくらいにわかって、「がんばれ」と同時に「がんばらなくてもいいよ」と心の中で応援してしまった。
子どもにはたぶん、すこし、難しい内容だったと思うのは私が大人になったからだけど、大人になってもやっぱり大好きだった。
大人になった私の側にも、ドラえもんがいてくれたらいいな。
