劇場を出てから気づいたけど、めっちゃ酸欠になるくらい息を潜めて鑑賞してたみたい。
要所要所の緊張感の演出がすごかったね。
もうね、キリアン・マーフィですよ。
あっこれキリアン出てる、と思って劇場駆け込んでた。本能に従って正解。好き。
この人ほんと目を強烈に惹きつけるね。
すごい人ってみんな目の演技というか感情表現というか迫力が段違いなんだけどキリアンは更に瞳が綺麗すぎて目が釘付けになるなあ。
キリアンいるところはどのシーンも好きなんだけど個人的には特に手がクローズアップされてる終盤のド緊張シーンがすごく感情豊かな指先でよかった。少しずつ少しずつ小窓開けるとこ。
ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント、キリアン・マーフィがそれぞれに場面を牽引してくれてダレるところがなかった。
この３名の持ち前の華の力強さ本当すごい。
それとお姉ちゃんだね。前作以上に魅力が増してて見ながらすごく応援してた。
弟くんは、なんというか足を引っ張る役柄なんだけど、子どもってまだまだこんなものだよなーとは思いながら見てた。言われた通りにじっとしてらんないよね分かる分かる子どもだもの。
ジャイモン・フンスーが出てきた時嬉しかったんだけど出番少なくてちょっと残念だった。
世界観は相変わらず分かるような分からんような漠然とした感じで終わり方も突然だなってところはあったけど、窒息しそうな緊張感の演出と登場人物それぞれの成長みたいなところに重点を置いて描いてるのかなと思うと、シンプルかつ面白い作品だと思った。
ほんとキリアンよかった。
