脚本・演出が秀逸。
続編の序盤で前作で描かれなかった最初の部分（1Day）を描くって展開自体もはや好き。ほんで前作からの続きってもうテンアゲ案件。
評価も高く、世界興収も3.0億ドルと大ヒット。北米興収ではコロナ禍後最高の初日・初週興収を記録し、初めて1億ドルを突破。現時点での世界興収は中国作品を除き10位ながら北米興収では7位と大健闘。
既に第3弾の公開も決定してるけど、ジョン・クラシンスキー監督は降板するそう。プライベートでも夫婦のエミリー・ブラントらも続投せずにスピンオフになるそうだから、アボット一家の話はこれで完結。正直、ここまで秀逸な脚本と演出を練ったジョン・クラシンスキー監督が降板してしまうのは凄く不安。その上、後任のジェフ・ニコルズ監督が別作品のスケジュールで降板することが決まったから余計に不安でしかない。とりあえず、ジョン・クラシンスキー監督×エミリー・ブラントの「クワイエット・プレイス」は大成功。
ただ、一つ不満があるとすれば、子供たち。元々、監督とエミリー・ブラントが第2弾では子供たちを中心に描くという方向性だったというのは承知しているけども、それにしてもイラっとしちゃう笑
特に聴覚障害持ってる長女の言動よ。ただでさえハンデ背負ってるのに、周りと協調せずに自分が自分がアピール酷いし勝手なことするし、あげく最終兵器と武器を勝手に持ち出して死にそうになったところを一方的に嫌ってた人に助けられるとかマジでなんこいつ！？ってぐらいイラっとしちゃう。その上、最後はヒーローみたいに描かれるのがどうしてもねぇ....長男も勝手に行動して自爆してる辺りムキーってなっちゃうけど、映画だもんね...仕方ないよね...ブッダの心欲しい....って思いながら終わっちゃったわ笑
とりあえずジョン・クラシンスキー監督の次回作を座して待つ。
