「ハッピー・デス・デイ」の続編。前作はループものだったけど、今作は並行世界系のストーリー。
殺人鬼に追われ続けるタイムリープから抜け出したツリーはボーイフレンドの友人ライアンの量子実験により、再び殺され続けた「9月18日」に戻ってしまう。
だが彼女が体験した9月18日とは少しづつ違うそこは"並行世界の9月18日"だった。
並行世界で彼女は元の世界に戻る為に再び何度も"死"繰り返し試行錯誤する事となる…と言うのが大まかなストーリー。
今作はホラー要素は全く無く、純粋なSFといった趣。
怖さは無いけど主人公ツリーの成長と苦悩を描いた人間ドラマとしてかなり面白い。
とにかくツリーがどんな状況でも逞しくて見ていて非常に気持ちいい。
最悪な状況に陥ってめちゃくちゃブチギレていたり、やけっぱちで行動としてたり、かと思えば「自分が存在していた本当の世界」と「並行世界」の間で思い悩んでいたり、感情が豊かで彼女の魅力に繋がっていく。
個人的にはヤケクソで色んな自殺試みるツリーの姿がコメディタッチで描かれていてそこが一番好きだったかも。
ただ前作見たのが3年以上前だったので1作目の細かいストーリーを覚えてなかったな…
