本を読んでから見るべき。本→映画の順番で見てよかったなって初めて思えた作品。音を活字にするって恩田陸はやっぱり天才だなと思ったんだけど、恩田陸の表現を音と映像にするって役者さんも監督も凄すぎるって感動した。あのカデンツァを正解がない中、音に起こしたことにも感動だし、亜夜ちゃんの苦難を、マサルの苛立ちを、塵くんの天性のギフトを表現してることに感激。原作はもっともっと深くて詰まってるんだけど、それは恩田陸がずーっと連載してて生まれた産物であって、全部映像化したら3日分ぶっ通しくらいの映画になっちゃうから(笑)切り取られるべき(ほんとはそんなとこないけど)ところがちゃんと切り取られて、伝えられてて本当すごいと感じました。浅い感想ですみません。笑
本当に(悪口ではなくて、よりよく理解する為に)本と一緒に見るべき作品。
