単純にピアノコンクールに挑む天才ピアニスト達のピアノに対する情熱が、クールな落ち着きのある感じの話なんだけどひしひしと伝わってきました。
主役となる四人が、それぞれピアノで表現することで、それがそれぞれに伝わっていって、影響によってより良い音楽ができていく…高めあいながら成長していく…そんな話でした。
元天才ピアニストで過去にトラウマを抱える松岡茉優…
常に逃げてきた娘が最後はやるほうを選ぶロッキー的な展開…
唯一の社会人で生活者に寄り添った音楽を追及する松坂桃李…
ピアニストにも年齢制限があるのかと…
海外で修行を積んだ孤高の天才ピアニストが森崎ウィン…
オーケストラと合わせるのは難しいんだなぁと…
ひとりだけ異質で自然児感がだだようのが新人の鈴鹿央士…
何故か野生の感じがしましたよ…
本格的なピアノコンクールは、ただ課題曲を弾くだけでなく、自分で作曲もして、オーケストラとも合わせないといけないとは…知らない世界だったんで勉強になりました。