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蜜蜂と遠雷のarimacoのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
4.2
魂の震える作品。音楽を少しでも摘んだことのある人には伝わるはず、舞台裏の木の匂いや控え室の冷たい壁、身が竦むような入場場面。全てがリアルで、だからこそ熱も哀しみも伝わってきます。個人的には大満足、円盤を買いたいくらいです。ただ何件かレビューにもあるように、小説を読んでいない人にとっては些か情報不足かもしれません。彼、彼女らの過去や背景も繊細で素晴らしいので、小説もぜひ。
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