もやマン

蜜蜂と遠雷のもやマンのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.5
好きな映画だなあ。感動するところも興奮するところも特にないんだけど、本気の戦いに淡々とそれぞれの思いが交わって、染み入った。
穏やかな映像が、この映画の世界観は静かなもので、ストーリーもピアノコンクールがメインじゃないんだぞって教えてくれた。

ちなみに、原作既読。
もっと4人のバランスが均等だった気がするが、この映画は主に栄伝亜夜。次いで明石さんとマサル、そして風間塵。
個人的には、明石さんでかなり泣けるシーンがあったのでそこをやって欲しかった。
それと、風間塵という存在は小説上ではサッカーでいうメッシのような、その世界への衝撃と破壊力があったはずだが、この映画ではその表現は少なかった。
先を楽しみにする感情がもっとあったのだが、映画でそれを感じることができなくて残念だった。

あと、マサルは高身長な白人のイメージ。ウィンはアジア系すぎて笑

風間塵はもっと小さい少年のイメージだったのだが、映画ではマサルより背高くてスタイル良くて笑った😂
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