クラシックなミステリー。
展開が何層にもなっていて着地の予想をうまく裏切られるので「ん?てことはどうなっていくのかな?」と期待を持たせられる。
オチのアイディアも悪くない。
しかし、重要な謎解きのプロセスが急〜に雑!
「なんで解ったんだよ!」とむちゃくちゃツッコまざるを得ない急展開にげんなりした。
もったいない。。
というのが一番の感想。
「knives out」と聞いて最初に想起するのはRadioHeadの曲。アルペジオがエレガントに響く、美しくて大好きな曲。曲の世界観と、この映画はさほどマッチしないから、曲から着想を得たのかどうかは知らん。けど、「人間の攻撃性」を剥き出しのナイフに喩えている点では同じ。
まぁ、評判ほど面白くなかったのは残念。