久々にあまり観ないジャンルの映画を!!
スターウォーズ最後のジェダイで伏線をばら撒きまくったライアン・ジョンソン監督のスタイリッシュな推理コメディ。
予告で観た、沢山のナイフが中心に刺さってるビジュアル、豪華すぎるキャストに飛び交うユーモラスな会話…
すべてが本編に入ってるんだけど、入ってるんだけども!!興奮したんだけども!
どこかどっちつかずな、どのジャンルでも極められてない印象があったかな。
スタイリッシュ路線を極めてたならもっと演出がキザに、登場人物もぶっ飛んだ感じになってただろうし
逆に「嘘がつけない心優しい」という人情に訴えるような設定をするなら、もう少し犯人に深い感情に訴える動機があったらなぁ〜とか、凄腕探偵のキャラをもっと強調するとか、家族のみんなの人間関係をもっと掘り下げてもいいんじゃないかな〜とか。いろいろ浮かんできました…
でもダニエル・クレイグのイケオジ度は振り切れてるし、クリス・エヴァンスの自由奔放カオスなキャラは珍しくてすごくハマってた。まつげ長い!!
こういう登場人物多い系って、連続ドラマ化した方がぜったいいい味出そうだなと思いました。キャスト的に難しいのかもですが…!
それでも謎を登場人物たちと一緒に紐解いていくスリルを楽しめるし、ちょっぴり抜けてる展開やセリフに笑えたり。エンターテインメント性の高い探偵映画だったと思います。