貴重なアーカイブが次々出てきてよだれ出た。全部ください。
ショックだったのは当時のスタッフの集合写真。揃いの白衣を羽織ったメンバーの中で、最前列で一際目立つ黒のプルオーバーはブレーン的存在のジェニー・メイレンス。その隣には白い椅子だけが窮屈そうに佇んでいる…
やばい、そこに居ない人が1番存在感ある、やばい。もはやキモい。
正に初期の白タグを連想させる1枚。
新進気鋭のデザイナーやブランドが、名声を得て肥大化し、お金持ちの商品になり、画一的なビジュアルに転げ落ちていく様、これにそろそろ名前付けたい。見飽きた人沢山居ると思う。
第1線を退いたマルタンが、どこかで自由に服を作ってたら嬉しい。欲しい。
しつけ糸を過保護に扱っていては、一生出会えない服かもしれない。
