りゅーすけ

僕たちは希望という名の列車に乗ったのりゅーすけのレビュー・感想・評価

3.8
時代背景は、第2次世界大戦後の冷戦期でベルリンの壁が建設される前。
西/東を分断する壁はなかったが、やむを得ない理由がない限り、安易に国境を超えることは国家に反くことと同意であるという曖昧な時期の話。

国が不安定な時期の政治的な話は本当にシビア。
家族内で意見が分かれたら家庭が崩壊してしまうことも。

日本人は身近に感じることがないが、現在でもデモが頻繁に起こっている国も実際あるし、この映画と似たようなシチュエーションはあると思う。

僕らが何かできるわけではないが、そういう事実は知っておく必要がある。
りゅーすけ

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